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空気猫

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18禁パラダイス。ナルト、大人ですからね!






 
 
ナルトの咽喉から、甲高い声が漏れる。カーテンの引かれた薄暗い部屋で、大人二人分の体重に悲鳴を上げてギシギシとベッドが撓る。情事中の睦言すらも惜しむようにナルトはカカシとセックスをしていた。
「あ、あぁん。あ、あ、あん……」
カカシの上に跨り自分から腰を振るう。腰に打ち込まれる熱の大きさに、嬌声が上がることを抑えることが出来ない。
快楽に慣れた身体は、月の力も借りて酷く正直だった。繋がった結合部からどちらのものともしれない体液が零れて、ナルトの内腿を汚す。
「………ふぅ、ん」
「……………気持ちいいの、ナルト?」
「あ、あぅ…あ、あ、あん…あ…ぅ……」
大人の腹に手を付いて、乱れる金糸の青年は、一心不乱に快楽を貪っているのに、行っている行為の生々しさとは逆に綺麗だった。
ナルトの頬を零れ落ちた一滴の涙を拭ってカカシは、ぐんっと自分の上体を起こした。
「……………っあぁん」
中に入っているものが、ズレたのだろう。ナルトが髪の毛を振り乱して、身体を撓らせた。
「………カカシセンセ、センセ。もっとっ。もっと欲しっ」
ナルトが腰を振って激しく乱れる。
快楽に酔っているナルトの潤んだ瞳は、ゆらゆらとカカシを映す。期待に応えて、ナルトの下肢を鷲掴んで結合を深くすれば、
「あ…、あぁ……」
ぶるぶると震えて、慎ましやかに、ナルトは射精した。自然と内壁が、きゅんと締まりカカシも遅れてナルトの内部に精を放出する。
「まだ足りないデショ。ほら、好きなように動いてごらん?」
「あ、やぁん。カカシせんせぇも……っ。あ、あ、あ、あっ」
まだ白い液体を身の内に注ぎ込まれながら、ナルトの肉壁がざわざわとカカシのペニスに絡み付く。匂いたつような色香が鼻腔を擽り、カカシを誘うように、ナルトは腰をくねらした。肉食獣を思わせる蠱惑的な瞳がカカシを誑かす。
「ふぁ。やっ、もっと深く…!」
「こら、ヤンチャしないの」
「やっ。動いて…っ」
立て続けの催促。カカシを貪欲に飲み込もうとうねる身体。
「はぅ……」
ナルトの変調の理由は、人の肉を食ったような赤い三日月の夜にあった。青年の半生を知り尽くしている大人は、それを重々承知していたから、青年に叱られながらもじっと辛抱して周りに纏わりついていたのだ。
月齢と月との距離と、赤い月夜の晩であるということ、全ての条件が揃った時、月と相性の良い妖しは器である青年の身体のサイクルを狂わす。
その晩が来ると、ナルトは熱い吐息を漏らし、碧い目を潤ませ、欲を満たしてくれる相手を求めて見境いがなくなる。もちろん、恋人の自分が居れば欲の捌け口は安定するのだが、以前同輩のシカマル等と飲み会の席でそうした状態になり、ナルトはカカシの名前を呼んで少々手の付けられない状態になったという。そんな状態でも自分の名前を呼び求めてくれるナルトに対して嬉しく思う反面、ナルトの体質を知った誰かが良からぬことを企むとも知れない。何しろ、ナルトが忠実にカカシを求めるのは、カカシ以外の男や女を知らないだけの話なのだ。ナルトが誰かに身体を開くのを見過ごすほどカカシも心が広くはない。
カカシはナルトの要望に答え、狭い孔の中に自身を突き入れながら、ほぼ垂直の位置でナルトを犯した。
「あっ。ひゃん、カカシせんせぇ……!」
またナルトの精が弾けた。白い液体がカカシの腹を汚す。
「もっと。もっと頂戴ってば」
浅ましく、おねだりを繰り返すナルトに、カカシは笑みを深くする。
こいつの中にいる化け狐はさぞ残念だろう、人間の女を抱けるはずが、宿主が教え込まれたのは、男に抱かれる快楽であったのだから。
「なにが欲しいの?」
「えっ?あう、あっ、あっ、あっ」
「ほら、ナルト先生。もっとナニが欲しいんですか?」
「や、意地悪しないでってばっ。挿れ、挿れて」
カカシはわざとペニスを半分ほど引き抜き、ちゅ、ちゅっ、と結合部の辺りで浅く抜き挿しする。身体を満たしていたものが無くなってナルトはすんっと鼻を鳴らした。
「だーめ、ちゃんと言ってごらん?」
「やう。おねが…っ。カカシせんせぇの…っ」
教師と生徒の関係を離れてからも、ナルトの中でカカシを「先生」と呼ぶ呼称が変ることはなかった。そしてカカシが〝ナルト先生〟と呼ぶ時は大概意地の悪い悪戯を仕掛ける時と決まっていた。
「ほら、ナルト先生。やらしい言葉たくさん教えてあげたでしょ?」
もどかしい動きにナルトの身体が刺激を求めて揺れる。
「や、や、や…。コレ、欲しっ。コレここまでっ。欲しいってば……っ」
小刻みに揺すられながら、ナルトの手がカカシとの結合部へと伸びて、拙い言葉を並び立て、カカシに快楽が欲しいと乞う。
「やだも…カカシせんせぇのでぐちょぐちょにシテってばぁ……」
自身のペニスを掴んだナルトの手に、カカシはにんまりと人の悪い笑みを零した。そのままカカシのモノを奥深くに招き入れようとしたナルトはカカシの視線に気付いて表情を暗くさせた。
「ごめ、ごめんなさい。カカシ先生、オレってば今日変だから……おねがっ」
「それは、わかってるから大丈夫だよ?」
おそらく、ナルトの中では九尾のせいで火照った身体が堪らなく羞恥を呼び起こすのだろう。恋人のカカシの存在を利用するように性行為を欲求することも、不慣れなのだ。
利用など、遠慮なく幾らでもしてくれても良いとカカシ本人が思っていてもだ。
「ほら、ナルト。オレの全部あげる」
「ひああああっ」
まっさらだった身体に雄を咥えることを教え、本来女性に向くはずの快楽を同性の自分のみへと向かうように叩き込んだのは、他ならぬカカシ自身だった。九尾の狐は、宿主の腹を掻き回し、思うままに貪るカカシを恨んでいるに違いない。
「ごめん、ごめん。センセー忘れてた。おまえは身体で覚えるタイプだったんもんねえ?」
ぐっと熱り立つものを、ナルトの内部に押し込める。
「ほら、これが欲しかったんでしょ」
「――あああぁっ」
やっと欲しいものを与えられ、ナルトの身体は歓喜に震え、勃ち上がりっ放しの若い性器から、しとと…と花の茎を手折った時に溢れる透明な滴のように精液が零れた。
「ん。やっぱりそうだったんだ。ナルトの中、きゅうきゅうオレのこと締め付けてくるよ?」
「あっ、あん。もっと、カカシ先生。あん、あふ、あああっ」
「ふふふ……」
カカシは味わうように腰を揺らす。
「こんなに濡れて、学校の先生がはしたないんだ。廊下でお漏らししたら生徒にバカにされちゃーうよ」
「や、そんなことないも…あ、あ、あぅっ」
「あれれ。ナルト先生の色っぽいとこ、可愛い生徒には見せてあげないの?」
「やめっ。んんぅ…生徒の事出すなっ」
ナルトの手が何かを堪えるように、白いシーツを掴む。
「くっ。――締まる。最高っ」
「あああ……っ」
かろうじて残っていた理性が、羞恥心を呼び起こしたらしく、身悶えたナルトの内壁が挿入されているカカシのペニスをきつく締め付けた。
「いやいや言っても人一倍感じてるワルイ先生だね…んんんっ?――はぁ。堪んない。また出ちゃいそっ」
「あっ、あん、あん。あ――っ」
ガツガツ音がしそうなほどカカシのものがナルトの中に挿入され、月明かりを背景に、二人が同時に達した。
「うぁ…。ううん…」
射精後もまだ前後するカカシの緩慢な動きにナルトは、小さな喘ぎ声を洩らす。
「あ、あふ…ふぁ、ぁ、ああ」
カカシのペニスはナルトの内部でくったりと萎えたものの、源泉のように湿って温かなナルトの内部で、硬度を取り戻していく。
「んふぁ……。ま、待っててば。カカシ先生。オレってばまだ……」
「―――待てない。ん、ん、んっ」
「あっ。ひぁあ…」
カカシはナルトを引っくり返し四つん這いにさせると、精液の零れた孔の中に、自身を突き込んだ。枕を抱えて嫌がるナルトの尻だけを高くさせ、一気に挿入する。
「オレも発情しちゃったみたい。ナルト、相手をして?」
「うぁ……。やっ、あぁ……っ」
「く。…気持ちいい」
ナルトの身体に再び熱が灯る。寝室内に仕置きをするような音がパンパンと鳴り響き、ナルトは頬を真っ赤にさせ、カカシのペニスを受け入れる。九尾から発生した快楽に身体と精神が付いていけていないのだ。
「ほら、エッチなのはナルトだけじゃないでしょ。オレもなんだからダイジョーブ」
「や、や、やぁ……も、死んじゃうってばぁ」
「〝やだ〟じゃないでしょ? ね、ナルト先生。何が、やーなの」
「あっ、あっ、あっ、や、だって……っ」
カカシはナルトのペニスを掴むと、先端の部分を親指の腹で押した。ぐりり、と擦られた瞬間ナルトはまた達してしまった。
「身体はこんなに気持ち良いって言ってるのに…素直になりなさい?」
カカシの動きは一向に止まらない。ナルトの心臓はバクバクと脈打ち、視界が揺れる。
「ナールト、腰振れてるよ?」
「あ、あん……。うそ……」
「自分から腰を突き出して、イケナイ先生だね………―――死んじゃうくらい気持ちいい?」
カァアアアとナルトの顔が耳たぶまで赤く染まる。発情しているナルトの身体は、心とは裏腹に際限なく欲を求めてしまうのだ。
ぐん、とカカシのモノで突き上げられ、律動が激しくなる。ナルトは枕に突っ伏してヒイヒイと啼いた。
「――――――あっ!」
ゴポゴポと精液の漏れる音がして、またカカシが射精したことを知った。長い射精に耐えていると、カカシの唇が背中に落ちてくる。
「んはぁ……」
「ナルト、こっち向いて」
「んんう……」
ズン、とカカシのモノが深く挿さる。カカシのペニスがナルトの前立腺を巧みに刺激すると、勝手にナルトの性器がまた勃ち上がった。
己の貪欲な欲望に、ナルトは顔を逸らし、〝だめ…〟と象ったナルトの唇を、今晩初めてカカシが塞ぐ。繋がったままの体勢で頭の中がぐちゃぐちゃになるようなキス。
「ん、んんう……」
「ナルト…」
「ふ……。も、苦し」
もう嫌だ、と訴える言葉とは裏腹に、ナルトの腰は揺れて、カカシのペニスが己の中から抜けて行くと物足りない表情を浮かべる。
「ふぁ…。はぁ、ん。カカシせんせぇ」
ナルトを向かい合う形で寝かせると、若い精は痛いほどの射精感から解放してくれと大人に訴えていた。下肢に擦り付けられたモノの感触に、カカシの唇の形が三日月のように自然と上がる。
「あ、あぅ………」
「なあに、ナルト?」
正確な要求をカカシに訴えられなくて、ナルトはモゴモゴと言い淀む。そのまま手を合わせ、青年が一等好きな体勢で気持ちの良いキスをしてやると、目に見えて身体の力が抜けたのがわかる。
「カカシせんせぇ、抱いてってば?」
「ん」
「オレのこと気持良くして欲しい」
「イイヨ。今日はおまえのイイトコロ擦り切れるまで、セックスしてあげる」
碧い瞳が潤む。
「……カシせんせぇ」
「愛してるよ、ナルト」
「オレも好き。大好き。センセーのいっぱい頂戴ってば」
仰せのままに、と囁いて、カカシは腕を広げたナルトの懐にダイブした。





「ふぁ……ん」
「綺麗だよ、ナルト?」
「カ、カシせんせ……」
碧い瞳が、カカシだけを真っ直ぐに映す。ゆさゆさと揺すられ、腹の奥までカカシのペニスが届く。ナルトの後膣は完全にカカシを受け入れていた。
カカシはナルトの太股を抱え上げると、思い切り自身を打ち込んだ。
「ひん……!」
「―――……うっ。ん、ん、ん」
ナルトが歯を食い縛って、カカシの背中に回した。カカシの背中に立てられた爪は、肌に付けては消える儚い情事の傷痕を残す。
「あっ、あふ。あ、あんん。ひぃ、カカシ先生」
「ほら、ナルト。こんなに奥まで届くよ…?」
「ひぁ、言わないでぇ。あ、あぁ……っんんっ」
おまえのハラの中、オレのでいっぱいだねぇと囁いて、
「く。―――ナルト」
「カカシセンセ……好きィ」
先にナルトが達して、すぐにカカシもナルトの中に精を放った。しかし、まだ夜は長い。二人の情事は月が明け方の空に溶けてしまうまで続けられた。



「くぁ………」
次の日は日曜日だった。アカデミーの教師になってからというもの、ナルトの休みはカレンダーの赤い印が付く日に安定している。もちろん、カカシも恋人と同じ日にちに休みを取ることに余念がなお。一方の休日が安定したぶん、二人の休日が重なることは格段に多くなった。
欠伸を噛み殺したナルトはうつ伏せになって枕を抱き抱える。服を着ようと起き上がろうとしたナルトは、鈍い下肢の感覚に顔を顰めた。
「腰に力が入らねえ……」
半眼で睨みつけるナルトに対して、カカシは白い背中にキスを落としていた。
「〝熱〟、収まった……?」
ベッドの上に横たわり頬を杖を悪気のない顔で微笑まれて、ナルトは困ったようにカカシから視線を逸らした。
「おう、もうすっかりな」
ぶっきらぼうながらも、ナルトは背中に覆い被さってくるカカシを避けようとはしない。一見淡白そうなカカシのスキンシップの量の多さはナルトから見れば異星人の域に達していたが、二人きりの時にベタ付いてくる分については最早諦めている。きっと、カカシ先生は昔甘えられなかったぶんオレに甘えてるんだ、ということで納得してしまったのだ。
そのまま仰向けに寝転ばされ、音を立てて乳首を舐められていると、ピンポーンとやけに軽快なチャイムの音が聞こえた。時計を見れば昼の11時。そして扉の向こうの弾んだ気配を察するに、客人は…。
「う、うそだろ?」
ガバっとナルトがシーツから起き上がる。
「うぁ、カカシ先生。どけってば」
「んー、もうちょっとー」
「馬鹿言うなってば。子供が来たってばよ」
ナルトは忍服の袖を通しながら、慌ててベッドから起き上がり、ふらふらしながらも玄関へと向かった。
「えーと、待たせてごめんってば」
「ナルト先生……!!!」
案の定、そこの居たのは昨日一楽に連れて行った生徒たちだ。ナルトは、情事の後の朝一発目に生徒たちの邪気のない笑顔を見て、気まずさでいっぱいになった。
「おまえたち、どうしたんだってば」
「私たち、ナルト先生にどうしても渡したいプレゼントがあるんです」
「へ」
〝耳慣れぬ〟お祝いの言葉と共に渡された花束をナルトは驚いたように見降ろした。
「ナルト先生、お誕生日おめでとうございます!」
「ちょっと遅れちゃったけど私たちからのプレゼントです」
先月、ナルト先生の誕生日だったんですよね?
色取り取りのリボンを付けた女の子と、男の子たちが無邪気に笑う。
「なんだよ、嬉しくないのかよ」
その中でも負けん気の強そうな少年でこちらを見上げていた。半ズボンのポケットに手を突っ込んだまま少年は、ナルトが受け持つクラスの生徒の一人だ。
「――拗ねるなって、ごめんな突然だからオレってばびっくりしちゃって」
「ふぅん。ならいいんだ」
「へへ、みんなサンキュ。オレってばすげー嬉しい」
「あー、ナルト先生泣いてるー」
「ばっか。嬉しい時は泣いてもいいんだってばよ?」
頬に伝った涙をぐいぐい袖口で拭ってナルトは笑うが、そのまま玄関口にへたり込んでしまう。
「ごめ…。っとに嬉しいんだ。オレってば誕生日なんて今まで……っ」
耳まで真っ赤にした教師を子供たちがニコニコ笑って囲む。教師と生徒の心温まる交流でふわふわした空気が周辺を満たした時、
「ナールト、どうしたの?」
金髪の少年の脇に手を差し込んだのは木の葉史上最強に空気を読まない男だった。
「あ!」
「またあいつだ!」
「ちっ」
いつの間に現れたのか、音もなくナルトの背後に居たのは寝間姿のはたけカカシだった。子供たち、一際男の子たちが対抗意識を燃やしてか、威嚇した子猫のように全身の毛を逆立てる。
「あらら。この花束この子たちから?」
「おう」
カカシは花束に挟まれたバースディーカードに気付いてなるほどと状況を理解する。はにかんだような、だけど少しだけ戸惑ったような表情を自分に向けるナルトを見下ろして、カカシは良し良しと身長差の大分無くなった頭を撫でてやる。
「どうして、あんたがここにいるんだよ!」
「そりゃ、おまえたちよりナルト先生と親密な関係だからかな?」
「く!?」
二人の世界を作った大人に激怒したのは生徒たちだった。余裕たっぷりの顔でカカシは唇に薄い微笑を乗せる。
「ナルト先生は今日、休日なの。おまえたちその意味、わかる?」
「ちょ、カカシ先生。んな、邪険にしなくてもいいじゃん。せっかく来てくれたのに…」
「なーに言ってるの、おまえ。こういうのは初期教育が大事なんだよ。はっきりさせておかないと…」
納得いかない表情のナルトの口を塞いで、
「いーい、おまえら。ナルト先生は今日は疲れてるの。気持ちは嬉しいんだけどまた別の日に来てくれるかな?」
一歩たりとも敷居を跨がせるもんか、というオーラを静かに出しつつ、カカシは言う。
「なんだよ、それ。教師と生徒が交流を深めるのはいけないことか?」
子供たちを代表して先ほどの少年が口を開く。
「だめとは言ってないよ。ただおまえたちも、もう小さくもないんだからもう少し気を使ってくれてもいいんぢゃないかな?」
「はっ。良く言うぜ。てめぇこそ、四六時中付き纏っていたらいい加減愛想尽かされるんじゃねーの」
「…………」
満面の笑みのままカカシは、ナルトを抱き起こす。
「………カカシせんせぇ?」
ナルトの背中にいやな汗が伝う。まさかそんな大人げないことしないよな?と思ったがナルトの願いは虚しく散った。カカシの右手に輝いた雷切りにナルトは蒼褪める。
「なーんだか、おまえとはどうも気が合わないようだねぇ」
「奇遇だな。それだけはオレたちも同じ意見だ」
アカデミー生であるはずの生徒が印を組み出す。他の生徒たちも不穏な空気を呼んだのか、練習用のギミッククナイを取り出し始める。流石は普段から演習し馴れているだけある教育ぶりだ。
さて、もう何度目かになるかわからないうずまきナルト争奪戦まであと何秒?







 
 
 

 

 
 
 
 
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管理人の生態
自己紹介
名前    空気猫、または猫
職業    ノラ
趣味    散歩・ゴミ箱漁り
餌      カカナル
夢      集団行動
唄      椎名林檎
性質    人間未満

日記    猫日和

ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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