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空気猫

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R18指定。








「はい。サクモさん、父ちゃん、ご飯だってばよ~」
お茶碗をサクモに盛り付けたナルトは、次にミナトにも渡す。カカシは、ぼんやりとした眼で、割烹着姿の恋人を目で追って、食卓に視線を落とす。今日の晩御飯は秋刀魚の塩焼きに、茄子の味噌汁と地味にカカシの好きなものばかりだ。可愛い、可愛い、美人な恋人に愛を感じないわけではない。だが、だが、だが!
「ナルトさん。今日もこの味噌汁、丁度良い味付けだね」
「ナルト~。明日はパパとピクニックに行こうよ~。パパとも遊んでくれなきゃ、やだっ!」
最近やけに父とナルトが仲が良いことが気になるし、せっかく人目を忍んでイチャイチャしようと思っても、ミナトの目が光っている。両親と同居という状況では軽いスキンシップすらも困難な状況だ。
「はぁ、溜まる~」
夕食を終え風呂から上がった後も、カカシの呟く台詞といえばそれのみで、タオルを肩に引っかけたまま彼は廊下を歩く。禁欲生活もそろそろ限界だろう。
「ナルトがもう少し父さんたちに懐かなければ良かったんだけどなぁ」
カカシは自室へと戻ろうとした足を止めて、ふと襖から漏れる小さな明かりに目を細める。そこはこの広い屋敷の中でナルトに割り当てられた部屋。いわばナルトの寝室だ。僅かに開いた襖の隙間から中を覗くと、布団の中ですーすーと寝息を立てている金髪の青年の姿。
(あーあ。あんな暗いところで縫い物しちゃって…)
布団から伸びた手にきゅっと握り締められているのは、何かの端切れのようだ。無防備な寝顔に、カカシは我知らずため息を零す。
「ま。オレにしちゃよく我慢した方でしょ」
僅かに開いていた襖から部屋の中へ侵入すると、銀髪の上忍はこんもりと盛り上がっていた布団の中へ潜り込んだ。




「ナァルト」
ごそごそと布団の中に侵入してきた温もりに、ナルトは素っ頓狂な声を上げた。着物越しに這いまわる、二本の腕。身体中をまさぐる不埒な指に、ナルトは覚醒した。
「んやっ。カカシ先生っ!?」
うたた寝から目覚め、背後を振り返ろうとすれば、背中にぴったりとくっついているのは、己の恋人だ。宵も深いだろう、こんな時間にいったいこの大人は何をしにきたのだろうか。
「しぃー。父さんたちが起きちゃうでしょ?」
「ふむんんんっ」
手で口元を塞がれ、熱い下肢を押し付けられる。どうやら自分は繕いものをしている最中にうっかりそのまま寝てしまったらしいが…と反転した天井に驚きつつも、ぼんやりと思う。
「だ、だめだってばよ。父ちゃんたちが居るのに…んんっ」
口の中にぬるつく舌の侵入を許しつつ、ナルトはカカシを押しやる。どんどん、と胸を叩くと、大人は億劫そうに身体を起こした。
「何してるんだってばよ。カカシ先生。もう、真夜中近いってばよっ?」
「ん?ま!夜這い、かな?」
「何、さっくり言ってくれてるんだってばよーっ!」
ナルトが抗議の声を上げると、大人はにこっりと笑う。大人の完璧な笑みにナルトは訝しそうに警戒した。大体、大人がこういった表情をしている時は、嫌なことしか考えていないのだ。そして、そのナルトの予感は見事に的中する。
「だってねぇ、ナルト。オレのココ、熱くなっているの。わかる?」
「な…っ」
「どうも、一回出さないと収まらないみたいなんだよね。セックス出来ないなら、おまえがフェラして静めて?」
カカシは胡坐を掻いたまま己の中心部で隆々と主張するそれを指差した。ナルトは、カカシの寝まき代わりの浴衣越しにテントを張った大人のペニスを見て、顔を真っ赤にさせる。
「うぇっ?うそ、カカシせんせぇ…」
「ほ~んと。見てよ、これ。もう、ギンギンでしょ?」
「!?」
ふいに手を引っ張られると、カカシの幹の部分へと導かれる。熱い塊を握り込んでしまい、ナルトは思わず悶絶した。
「ねぇ。溜ってるの。おまえも同じ男ならわかるでしょ?処理のお手伝いをしてよ?」
「………っ」
にちゅ、にちゅ、とナルトの手を借りて、カカシが自慰を始める。
「やっ!?カカシせんせぇ、やめ…っ」
「どうして?オレのココ、おまえが欲しくてこんなに大きくなっちゃってンのよ?――んっ」
「やっ。やんんっ。だって、ここはサクモさん家なのに…っ」
それだけではない。同じ屋根の下で父たちが眠っている(彼等が睡眠を取るかは謎だが)というのに、快楽に耽っていいものか。ナルトとしては、酷く良心を苛まれてしまう。
「そうは言っても、おまえとセックス1週間なしの生活ってのは流石にそろそろきついんですが?」
「~~~っ」
「はぁ。んっ。オレはナルトのお口で可愛くご奉仕して欲しいな~って思うんだけど」
カカシのモノを咥えたことは一度や二度ではない。野外任務などでは、手っ取り早く性欲を処理するために、挿入などはせずに触り合いかフェラだけで済ませることも多い。同じ屋根の下に父親たちと同居して以来、確かに性行為に及び辛くカカシが欲求不満であることはナルトも気が付いていたが。
「ねぇ…」とカカシに熱い視線を注がれ、ナルトはぎゅっと目を瞑る。
「もう、我慢出来ないんだよ。父さんたちのことも大事だけど、オレのことも考えて?」
「………っ」
「ナルトはオレの家にお嫁さんに来てくれたんでしょ?だったら、たまには旦那様のことも労ってよ?」
こめかみの辺りを甘やかされるように、ちゅ、ちゅ、と啄ばまれ、「オレの可愛い奥さん…」と囁かれて、ナルトは体の力を抜いた。
「わかった。仕方ねぇってば。出したら、収まるんだろ?」
「ん。お願い…」
「ちょっと、待っててってば。先生…んっ」
耳で髪の毛を掻き上げナルトはカカシの勃ち上がるものを、自分の口に含みやすいよう持ち上げる。
勃起したカカシのペニスに、ごくん、と喉が鳴る。
「おっき…」
「そりゃ、我慢してましたから」
「……っ」
「色っぽいねぇ…」とため息交じりに囁かれ、まだ青年期に入ったとはいえ丸みを残す頬を紅潮させた。
「んうう。あむ…。んくっ」
はくん、とナルトがカカシのペニスを咥え、じゅぶぅ、と自分の倍はある雄を口の中に迎え入れる。
「はぅっん」
根元までカカシのモノを咥え込み、ちゅ、ちゅっとナルトは破裂音を立てる。
「ん、んく、ぐっ」
苦味のある液体が先端から溢れだしてきた。それを垂下し、ごくんっ、とナルトは喉を鳴らす。
「おまえ、咥えるの上達したねぇ。あ、ソコ凄く気持ち良い…」
先っぽの出っ張りの部分を舌でぐりぐりと押され、カカシは快感からため息を吐いた。そのままナルトの口の中を性器代わりに、カカシはペニスの切っ先を出し入れして、腰を震わせる。
「いいよ、そのまま口開けてて?」
「ん、ん、ん、じゅ、んっ」
「さいこーに気持ち良いよ、ナルトっ。――んっ」
カカシに頭を前後に揺すられつつ、ナルトはたまに喉奥でペニスに吸いついて、滲み出る精液を啜る。
「はぁ、んっ。いいよ、気持ち良い…。出ちゃいそっ」
ぐぐぐ…と喉奥深くに差し込むと、眼下の青年が苦しそうにえづいた。
「あ、むんぅっ」
ぎゅっと瞑られたまぶた。真っ赤になった目元。それに欲情して、カカシはナルトの頬を持ち上げた。
「ん!むぅっ!!あぅううっ」
何度かナルトの中でグラインドさせると、カカシはぶわわと精液を出した。
「ふぁ…」
粘り気のある液体が、ナルトの口の中を直撃する。つととと…、とナルトの唇から白濁とした液体が零れて、布団を汚した。ナルトは精液で濡れた唇で、カカシを見上げる。
「ナルト、可愛い。ん、ちゅっ。ナルト…」
「あ、あうぅ…」
ちゅ、ちゅ、とキスを落としながら、カカシはナルトを引き寄せる。そのまま、ナルトがぼんやりとしていると、
「あっ?ん?」
大人の手がさわさわと意味深にナルトの局部を触れた。
「んあっ!出したら、本番はしないって…」
「とは言ってないよね?こんな可愛いおまえを見せられて我慢なんて出来ないでしょ?」
「ひゃあんっ」
「それにほら。ナルトだって溜ってるでしょ?女の子じゃないんだから、出すもの出さないと辛いでしょ…?」
「んふぁあっ、つらくなんてっ」
「この状況で辛くないなんて、嘘でしょ?それともナルトは女の子なのかなぁ?先生、おまえのオトコノコの部分がどうなってるか、確かめてみてい~い?」
着物の裾から、カカシにペニスを掴まれて、ナルトはぎょっと身を竦ませる。
「な~んだ。ナルトのもちゃんと反応してるじゃない」
「ん…っ。あ、ふぅ」
「ふふ、興奮してる?ナルトのエッチ」
くちくちと濡れた水音が和室の中を満たす。大人に己のペニスの弱い部分を弄られたナルトは金糸を振って微弱な抵抗する。
「だ、だめだってばよ。これ…、カカシ先生のお母さんの着物だってば…。汚しちゃうってばっ」
布団から逃げようとする着物の青年を捕まえて、青年の己の主張するものを扱う。じゅ、と青年の幹から精液が溢れてくる。
「あ、だ、だめっ」
四つん這いになったナルトの帯に手を掛けると、カカシはにんまりと唇を吊り上げた。
カカシは、己の腰元に青年を引き寄せながら、震える青年の耳元にそっと呟く。
「じゃあ、汚れないようにちゃんと自分で裾を持ち上げてて…。出ないと、着物に精液ぶち撒けちゃうよ?」
カカシの命令にナルトは強い抵抗を見せる。
「ほら、さっさとしないと、もっと酷いことしちゃうんだから」
「……っ!」
カカシはナルトの頬をついと撫でた。ナルトは唇を引き結ぶと、恐る恐る着物の裾を捲る。太もものラインまで持ち上げ、尻まで晒した。
「んー。いい格好…」
カカシはナルトの尻を持ち直すと、ちゅうっとその蕾に口付ける。きゅんっ、とナルトのそこが締まった。
「あっ、はぁっ、そこ汚なぁ…っ。カカシせんせぇっ」
生温かく濡れた舌の感触に、ナルトは艶がかった声を出す。いやいや、と尻を振ったナルトだが、カカシは臀部から吸いついて離れない。
「んんん。何言ってるの。すごくおいしいよ、じゅ、なぁると」
「あ。いやぁっ。やん、んんんーーっ」
カカシに尻を揉まれると、ナルトはくにゃくにゃと身体の力を抜いてしまう。
次の瞬間、侵入してきた筋張った大人の指の感触に、ナルトは嬌声を上げた。
「あんんんんんっ」
「はぁ。あったか」
「だめっ。指、だめぇ…」
「嘘吐き。自分から着物捲り上げて善がってるくせに。本当は、こうやってせんせーに思いっきりずぼずぼされちゃいたいんでしょ?」
「ひ、ひぃっ。ちがうもっ。カカシせんせぇっんの、ばかぁっ、ん。あんんっ」
カカシは二本の指をナルトの中へ容赦なく突き入れる。巧みな技で内壁をスライドされ、ナルトはひんひんと啜り泣いた。無意識に振れる青年の腰に、大人はにんまりと口の端を吊り上げる。
「上のお口と違って、下のお口は正直みたいだけどねぇ?ほぉら、もう一本入るよ?」
「いやぁっあぁんっ」
指三本をもってたっぷり可愛がられ、ナルトは着物を捲ったまま、布団の上に突っ伏した。
「はぁ。柔らかい。もっと拡がるかなぁ?」
ぐにーっ、と内壁を拡げられ、ナルトは小さく呻く。己の指に吸い付いて裏返しになるナルトの内壁の感触にカカシは笑みを吊り上げた。
「ん?」
揉み合ったせいか、いつの間にか布団がくしゃくしゃになっていた。尻だけあげて布団に突っ伏していたはずのナルトが敷布団からはみだしている。
「こら。お布団から逃げないの。肌に痕ついちゃうよ?」
「だってぇっ。んやぁっ」
ナルトが畳の上で伏せる。カカシは腰を高く上げたまま、震えるナルトの帯を引き寄せる。
「先端まで真っ赤にしちゃって可愛いなぁ。ナルトのココは」
「……っ」
局部を慰撫され、ナルトは竦み上がる。
「あ、いやぁっ。だ、だめだってばっ」
カカシに、数回擦られただけでナルトの雄の部分は、精液を吐き出した。ぽたたた、と放出される射精の音にナルトは居たたまれない、といったように呻く。
「あ、もぅ…」
熱い吐息を漏らして、ナルトは腕で顔を隠す。乱された着物に、散らばった帯。仰向けに寝かされ、仄かな灯りの中にカカシの顔が浮かび上がる。
「畳の上でおまえを抱くのって初めてだよね?――ふふ、興奮するね?」
カカシの囁きにナルトは、ぱっと視線を合わせる。そして、己の上に伸し掛かり笑みを深くしている大人を発見して、
「変態ぃぃ…」
悔しそうに唇を引き結んで顔を伏せた。
「―――よいしょっと」
「あ。く、ぅん」
ぎゅっと目を瞑ると、ぐぷぷぷとカカシが侵入してくる音が聞こえる。
「だんだん、奥に入っていくよ」
「はぅっ、ん」
足を持ち上げられ、ナルトは挿入の異物感に耐える。薄らと瞼を開けると、次の瞬間、
「あ、ああーー…っ」
じゅんっと音と共にカカシのモノが全部ナルトの中に収まった。
「ナルト。気持ちいい?オレのながぁいの全部入っちゃったよ?」
「くぅっ…。ん っ」
ゆさ、と確かめられるように揺すられ、ナルトは子犬のように呻いた。
「ひ、ひでぇってばよ。カカシせんせぇ…」
「はは、ごめん。ごめん。――んっ」
「ん、ぁ…っ」
カカシがナルトの身体を持ち直して、揺さぶり始めた。ナルトの視界がブレる。
「あ、かかしせんせぇ、かかしせんせぇっ。あ!あ!あ!だめぇ、お、おくぅっ」
「はぁ。おまえのナカ、きもち、いっ」
カカシは腹筋を震わせて、何度もナルトに腰を打ち付ける。ぶるる、とカカシが身震いすると、ナルトは身体を硬くさせた。
「か、かかしせんせい…。ぬ、ぬいて…」
「だーーめ。そのお願いは受け付けられません」
ぐ、ぐ、ぐとペニスを内壁に押し付けられながら、ナルトは涙目になる。
「はぁ…」
「あっ、う、あ!あ!あ!」
カカシがため息を漏らし、すぐに律動を再開する。ば、ばか!と青年が罵ったが、旦那様の耳には届かなかったらしい。
「ねぇ、ナルト?手繋ぎながら動かしていい?」
「ひっ、あっ、ぅぅうっ」
カカシはナルトの手を握ると穿つスピードをあげる。ゆらゆら、と蝋燭の火に灯されて、二人の影が障子の上で蠢いた。
「はぁ。可愛い、オレのお嫁さん…。気持ちいい?」
「あっ、はぁっ、あ、あ、あ!」
ぐちゅん、ぐちゅん、と結合部が卑猥な音を立て始める。カカシの先走りとナルトの腸液のおかげで動きがスムーズになり、ナルトが受ける快感も大きくなる。
「あ、もぉ、変になるぅっ」
「いいよ。好きなだけ気持ち良くなっちゃいなさい?」
「あんんんっ」
一際強く突き上げられナルトは射精する。
「はぁ。はぁ…あんっ」
「う、キツ。締まるっ」
ナルトの強い締め付けにカカシは唸る。カカシは痙攣するナルトの内壁に何度かペニスを擦り付けた。
「あ、っぁっ!!」
達した余韻に浸ることもなく、始まった突き上げにナルトは嬌声をあげる。
「あっ?やぁ?かかしせんせぇ?」
「なると…」
「あっ!あっ!あっ!」
火照ったナルトの身体にカカシの手が落とされる。大人の手は、ナルトの中心部へと伸ばされた。
「んっ」
カカシが萎えた性器を何度か擦ると、再びナルトの熱が灯される。
「あ、あ、あ!カカシせんせい、カカシせんせいっ!」
「なる、なると。――んっ」
ナルトはカカシの律動に翻弄される。最早ナルトは声を抑えることを忘れていた。ただ、カカシが与える快楽に従順になり、丸い頬に唾液が伝う。やがて、きゅうきゅう締め付けるナルトの中へとカカシは射精した。
「く。出すぞ!」
「う、あ、あ、せんせいっ」
「なるとっ」
お互いの性器から、白濁とした液体を放たれる。カカシの腰にナルトの足がぎゅっと絡みつき、カカシはナルトの肩口に突っ伏した。
「あー、あ…かかしせんせぇ」
「ん。ナルト…」
どくどくと注がれる熱に、ナルトは小さく痙攣する。波打つ腹筋に手を添えると、そこは温かかった。胃液がせり上がりそうになって、だけど満たされた気分が気持ち良くて。
「好き…」
「うん…」
ふぅ、とカカシが息を吹きかけて蝋燭の火を消す。一度達したとはいえ、お互いまだ繋がりあったままだ。カカシの禁欲期間を考えると、二人の夜は長くなるだろう。暗くなった部屋の中で大人の手が重ねられて、宵闇に消えていった。






ぎゃぁああぁっ。と、この世の終わりのような悲鳴が、はたけ家に響いた。四代目火影は息子の布団に銀髪の男が潜り込んでいるのを発見してプルプルと打ち震える。
「う、うちの息子になんて汚いものをなすりつけてるんだい!はやく仕舞いなさーい!!」
ナルトを横抱きにして寝ていたカカシの頭を毬のように蹴り上げ、四代目火影は活火山を爆発させた。
「うわ。先生?」
壁に頭を打ち付けたカカシは、何が起こっているのかいまいち把握できないまま痛みに耐えつつ頭を掻いている。
「悪霊たいさーん!!」
流石は木の葉の黄色い閃光、という速さでミナトが攻撃を開始する。とても寝惚け眼のカカシが太刀打ち出来るものではなかった。まず初めにアパーカットが見事に決まり、カカシがノックアウトされたところで、ぐぎゅうっと変な音を立てて、大人の×××が踏み潰される。
「………っっ!!」
カカシ上忍が受けた想像を絶するダメージをお察し頂きたい。男の急所ともいえる場所を情け容赦なく(それも火影の実力で)踏みつけられたのだ。おそらく上忍でなければ、天に召されていたであろう衝撃だ。
「○
※☆×~っ!!」
股間を抑えて蹲る弟子に、師は怒りを納めようとさえしない。ふん、と満足そうに鼻息を荒くさせると、悶える弟子の前に仁王立ちする始末。
「つっ。せ…せ、せんせい、あんまりですよ…」
「何言ってるの!うちのナルトの身体に無礼を働いたものなんて、即去勢だよ!去勢!」
(オレにとってはまさに貴方が悪霊ですよ!!)
「ん!カカシくん。今、何か言ったかな!?」
「心読まないで下さいよ。気持ち悪い!」
「ふーふーふー。木の葉随一の天才とはオレのことだーよ!読心術なんて朝飯前なのさ!文字通りにね!」
そう言うと、波風ミナトは片手に螺旋丸を作り出す。
「師を馬鹿にする子はおしおきだよ!ん!らせ~んがん!!」
「げ…!?」
高密度に集められたチャクラの塊に、カカシは思わずのけぞった。しかしかな、時遅し。黄色い閃光の一撃は見事にクリーンヒットしたのである。
「ふわぁぁ。とうちゃ?カカシせんせぇ?」
昨晩の情事のせいで泥のような眠りに落ちていたナルトが、布団代わりの着物を羽織りながらようやく目覚めた時、自室の壁に大きな穴が開いていた。



















朝「ナルくんとピクニック~♪」とスキップランランでやってきた四代目。
障子を開けて、息子の布団に100%無邪気を装いながら飛び込もうと思っていたら
息子の布団に既にでっかい大人が潜り込んでいた罠。四代目にとっては悪夢のような現実。
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管理人の生態
自己紹介
名前    空気猫、または猫
職業    ノラ
趣味    散歩・ゴミ箱漁り
餌      カカナル
夢      集団行動
唄      椎名林檎
性質    人間未満

日記    猫日和

ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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