2011/09/11 (Sun) 来週の土曜は仕事帰りに一泊で東南アジアに行って参りますなにその無理矢理なプランは。

真綿で首を絞められるようだとは昔の人は上手いことを言ったものだなぁと思う今日この頃です。今絶賛、真綿が首に巻かれている猫さんです（動物病院の犬猫のようだ）。

さて、遅ればせながら秋のオンリーのご連絡を。
ええ、参加します。重要だと思ったので太字にしてみました。
休みは今からもぎ取ります。

今回は「しまらんど」のゆうみさんと合同サークルになります。
あ、猫さん、仲良いカカナルさんいたんだね、この引きこもりが！と罵ったそこの貴方。正解です。
出会って数年が経つというのに当初の初々しさを忘れず二人で人見知りしまくってる感じですので、もしかしたら売り手のほうで事件が起きてるかも知んない。危ういナンバーワンサークルたぶん。

合同サークル「しま猫」




















暗部×ちまけもなる本Ｒ指定らしいです。発案１年。そして何故か今二人とも原稿中（ヒドイよ）。夏休みの宿題まだやってなかったのかよ状態です。大人、ぐだぐだ。


自分のほうの原稿は今日なんとか区切りがついたので出るかと思います。正義の味方本です。
追記。続きのｋｎｏｃｋｋｎｏｃｋに小話アップしました。よろしければご賞味下さい。

野菜宅配便

今日は可愛いあの子に野菜を届ける日。ま、「担当上忍の個人的生活指導」なんてのは建前で、本当はただ休日をおまえと一緒に過ごしたいだけ。「うぇええ」とか「げぇええ」とか端から見たらちっとも可愛い気のない、恋に落ちたオレから見れば最高に可愛い悲鳴を聞くためだけに、普段自分だって買いはしない野菜を持って訪ねるおまえの家。「ノーサンキュー」なんて言われても、やめてやる気など、さらさらないんだけどね。オレとしては担任の先生って立場をフル活用したいところ。
「なぁると♪」
「うわーーっ。またでたーーっ！」
「こーら。担当教師をお化けみたいに言うのは感心しないぞぉ」
冷蔵庫から牛乳を出したところだったらしいナルトが、オレの予想通り〝うげぇ〟という顔で、お出迎えしてくれる。
「んぎゃー。カカシ先生ってばオレのこと、ぎゅうぎゅうするの禁止ーっ」
「ははは～。ナルトは今日も元気だなぁ」
オレが恒例の過度なスキンシップをはかると（後ろ抱きでぎゅーという奴だ）、ナルトはジタバタと暴れ出す。
あのねぇ、これでもオレの方から接近する人間なんて、ほとんどいないのよ？
今までにフッて捨ててきた女たちが知ったら歯噛みしてしまうほどの愛情をおまえだけに向けているわけ。オレの本気に、そろそろ気付いて欲しいなぁなんて。はい、ただの駄目な大人の願望です。
「カカシ先生ってば力が強すぎなんだってばよ」
ぷぅ、と頬を膨らませナルトが唇を尖らせる。「もうちょい弛めてくれたらいいのに」だって。
か、かわいい！！
どん絶世の美女だって、ナルトには敵わないに違いない。オレはとびきり優しい声色を出して、愛らしい子供に囁く。
「ねぇ、もうちょっと優しいぎゅっだったらいいの？」
ほらね、うーうー言うだけのおまえはオレを拒めない。だからオレは今日も野菜の籠を持って愛しのあの子の家にお邪魔するのだ。