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空気猫

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入院中に携帯で打ってたのを加筆して完成。読み切りは1日で完成なんですが、何日掛かったかわからない。今の携帯は猫さんの打つスピードについてきてくれない。





 
――黄昏
   ロマンス――

世界がオレンジ色に染まっていた。空も、アスファルトの地面も、連なる民家の屋根も、道行く人々の顔も、ゴミバケツの上で丸くなっている太った野良猫さえも、この夕方のひとときばかりは全てオレンジ色だ。心の綺麗な人間ならば、なんて美しい時間なのだろうと感慨の一つでも覚えたかもしれないが、しかし公園の木の上に立つカカシの心には何一つ響かなかった。少年は8歳。つい最近、たった一人の肉親であった父を亡くしたばかりだ。
〝父さん〟名前を呼んでしまえば、自分に負けたような気がして、己は普通の子供とは違って親を恋しがり泣くような無様なことはしないのだと、自分自身に言い聞かせるように少年は任務を次々と請け負っていた。
8歳といえど、立派な忍。実力だけならば上忍に手が届くほどだが、実状はまだ危ういもので、精神的に未発達な子供に刃物を持たせ人殺しをすれと言ってることと一緒。しかし父を亡くした今、少年は忍として名を立てて行く道を選び、修羅の道を選んだのだ。だから結果的に言えば、少年を取り巻く実力本位の忍の世界が、少年を助けもしたし、災いもした。
「………」
少年は過酷な任務を終え、里に久方ぶりに里に帰還したばかりであった。暮れなずむ空の色を映して公園の遊具は全てオレンジ色に染まっている。美しいとも物哀しいとも思えず、少年はただ無感動に一刻ごとに移り変わる風景を眺めていた。少年は世界中を小馬鹿にする程にはプライドが高かった。
―――…ジ、ジジ。ジ。
「………?」
―――…ジジジ。
「なんだ?」
古びたラジオから発信されたようなノイズ音が耳に付く。一瞬、世界が歪曲したような、奇妙な浮遊感が辺り一面にさざ波のように浸透した。僅かな酩酊感を感じ、カカシは木の幹に手を付きそうになる。
「あれは…?」
カカシはオレンジ色に染まる世界の中で淡く浮かび上がる黄色を発見した。誰もいなかったはずの公園に突如現れた何者かの気配。子供はカカシより僅かに幼い年齢だろうか。地面にしゃがみ込んだ丸まった背中が頑是ない。
今まで人がいる気配はなかったはずだ。それならば、いったいどうして?
(―――何かの罠か、敵襲か?)
カカシは僅かばかり瞳を見開く。しかし、それもほんの僅かなことで、少年は再び「不機嫌の見本」として写真に飾って置きたくなるような仏頂面へと戻った。
「…暗い奴」
誰もいない公園で、遊ぶ子供。見渡してみたが、親も友達の姿もいない。だけど丸まった背中が子供の寂しさが、なぜか理解出来てしまったから、嫌な気持ちになった。
「―――ふん」
子供は小枝で地面に落書きしていた。地面に描かれているのは、人型を象った落書きのようで、子供は丸とか棒線に向かってブツブツと何事か喋っている。
地面の落書きが友達だなんて、相当根暗な性格の子供に違いない。同年代の友人がいない自分のことを棚に上げてカカシは自分と同じ年くらいの子供を見下した。
カカシがさっさとその場を去らなかったのは子供から離れ難い吸引力を感じたからだ。告白してみればその時カカシは少し寂しかったのかもしれない。父を亡くしたばかりだったのだ、それもまだ十歳足らずで。空虚な気持になっても仕方がないことだろう。
「なんだ、けっこうちびなんだな」
「あう?」
木の上から降り立ったカカシは目付きの悪い三白眼で子供を睨む。カカシ自身も上背があるわけではなく、同年代の子供等から比べれば栄養の足りてない方であったのだが、金髪の子供はさらに小さいように感じた。
「おれになんかようだってば?」
突如現れた銀髪の少年に金髪の子供は、ぽけっとした、どこか表情に乏しい顔で首を傾げた。子供が振り返った瞬間、夕方の涼やかな風と共に金糸が靡き、なぜかカカシの胸を逸らせる。
「別に用ってわけじゃないけど」
「そうなんだってば?」
「何。用がないと話しかけちゃいけないわけ?おまえはそんなに偉い奴なわけ?」
少年は矢継ぎ早に捲し立てると、子供はまたぽけっとした顔をした。
「おまえ、おれのこと見えるのかってば?」
「は?」
「やっぱり、子供はおれのこと見えるんだってばよ」
何か重大なことを学んだらしい金髪の子供は重々しく首を上下した。どうやら頷いた仕草らしい。年齢のわりに年寄り臭い動きをする子供だ。外見は幼いくせに、ちぐはぐな所作が妙だった。
「誰が〝子供〟だよ!」
「おまえのことだってばよ?」
きょとんとした子供に、カカシが掴みかかる。
「なんだと!」
カッとなったカカシは子供に詰め寄った。本当は自分も子供のくせに〝子供〟呼ばわりされたことが、少年のプライドを傷付けたのだ。
何故なら少年は早急に大人へと成らなければいけなくて、子供扱いされて甘んじているわけにはいかなくて、転んで泣いている暇などないのだ、這いつくばっても立ち上がり、泥なんて被ってませんよ、涙なんて流しませんよ、という顔で父の生を不定した世間を見下さなければいけない使命を背負っているのだ。だから、自分を子供扱いする大人が、周囲が、世間というものが下らなく全てが少年の敵であった。
「オレは子供じゃない!」
金髪の子供のシャツの襟を掴んで見たものの、子供は怯えている様子はなく、碧い眼は驚くほど澄んでいた。
「文句があるなら殴ればいいってば」
「!!!」
「おれのこと殴る人、みんな、そうするってばよ」
子供はカカシのことを睨みつけているだけで泣きもしない。金色の子供は頭一個分ほど身長の違うカカシに腕を吊り上げられるような形で、片足を宙に浮かせている。
「―――痛!!」
脛を蹴られて、カカシは地面に蹲って悶絶する。ありえないことにカカシは目下の子供相手にふいを突かれた。子供は犬猫のように公園の中心にあるドーム型の遊具の中へ逃げて行く。
「なんだよ。なんなんだよ」
今度は少年がひとりぼっちだ。意地悪をしたばかりに、ぽつんと公園の真ん中に取り残される。
「へたくそ。そんなところに隠れてもすぐに見つかるでしょーよ」
ドーム型の巨大アスレチックの中で背中を丸めている子供の後ろに立って、カカシは決まりが悪そうにボソボソと呟く。しかし子供は体躯を丸めたまま何も答えない。カカシと子供の間で沈黙が落ちた。
「ごめん。悪かった…。あやまるから出て来てくれないか?」
「………」
子供は少しだけムクれたような顔でアスレチックの中から出て来た。
「いーよ。はんぶんこだってば」
ぽそぽそと子供が呟いた。カカシと同じくらい小さい声だった。
「おまえとおれで痛いのはんぶんこなんだってば」
にしし、と今度は子供が笑う。なんだか、カカシはびっくりしてしまった。
「ばかじゃないの?人の痛みなんてわからないんだよ。だから、親は子を殺すし、子は親を殺す。人殺しは無くならない。戦争は終わらない…」
「……?」
「所詮、人なんて一人で死ぬために生まれてくるんだ」
「おめーすげーむずかしいこと言うんだな」
子供は零れ落ちそうなほど大きな目をきょときょととさせながら不思議そうに言った。
「はぁ。もう、…いいよ――おまえと喋ってると、ごちゃごちゃ考えてたのがどうでも良くなってきた」
そのまま二人は向かい合っていると、金髪の子供の方がニシシと笑い出した。カカシがぽかんとしていると、子供がカカシの頭に向かって指を指す。
「変な頭!」
「なっ。お、おまえこそ、変な頭じゃないか!」
「おれはそんなほーきあたまじゃないってばよ!」
「ほ、ほうきだと!」
「にしし、ほーき!ほーき!おほしさまのしっぽみたい!」
「おまえだって鳥の巣みたいな頭をしてるじゃないか!」
いつの間にかカカシは顔は真っ赤になっていた。 ―――この子供は言葉数も足りないし、ついでに言えば頭も足りていない。それなのに、酷くカカシの心をくすぐる。
子供はぴょんぴょん跳ねてカカシを囃したてる。にししと笑い、カカシの周りを回る。他人に馬鹿にされるなんてダイキライだったはずなのに、なぜかちっとも嫌ではなかった。
「くっ」
最初に湧き上がったのは、形容し難い感情。
「あはははっ」
ついには誰もいなかったはずの公園に少年の笑い声が響く。
「はははは…」
それは腹の底から湧き上がった笑いだった。
「笑ったのなんていつぶりだろう…?」
もしかしたら、父が死んでから一度も笑ったことがなかったかもしれない。朝起きて、ただ呼吸する。当たり前のサイクルばかり繰り返し生きていた。
「ねぇ。おまえ、親は迎えにこないのか?」
「………」
「なぁ?」
カカシは何も答えない金色の子供を見詰める。
「…ねぇ、行くところがないならウチに来ない?」
それはとても良い考えに思えた。さして年齢が違うわけでもないのに、この子供が欲しくて、欲しくて堪らなかった。今までこんな気持ちになったことがない。
「?」
きょとんとする子供の手をカカシは強引に引く。
「なぁ、こいよ。いいデショ?」
ワクワクするようなドキドキする胸の高鳴り。気持ちが逸った。この子が欲しい。何がなんでも自分のモノにしたい。カカシがこの子を浚うせいでこの子の両親が哀しもうとも関係がない。
だって、こんなにもオレにはこの子供が必要なんだ。幼い思考は、どこまでも自分よがりで、それ故に純粋だった。
「――――…」
金色の子供が口を開こうとした時、
――ジジジ…。ガーガー…。
古びたラジオの周波数が変わるように、世界がズレた。繋いでいた手が、唐突に軽くなる。
「あ、れ…?」
ちょうど公園を出たところだった。ヴゥンと鈍い音がして、子供の姿は掻き消えた。真綿のような手の平の感触だけを残して、少年の手から温もりは滑り落ちた。あとに残されたのは銀髪の少年がただひとり。






「う、わぁー…」
うずまきナルトはベッドの下で埃を被ったアルミ缶を発見した。菓子詰めでも入っていそうな箱であるが、中身はもちろん違う。
「懐かしいってばよ」
それは幼いナルトの宝物箱だった。今にして見れば、ガラクタとしか言えないものまで入っているが、当時の自分にとっては大事なものばかりが詰め込まれている。
「よくとってあったなぁ」
同年代の他の子供たちより大切なモノが少ない幼少時代だったと思う。それだけに、手に入れたものはナルトにとってかけがえのないものになった。
折れた空色のクレヨン、ジクソーパズルのピース、道端で拾った硝子の破片、ソーダ水の中のビー玉、つるつるとした小石、イルカに奢って貰ったアイスの棒…。
ジージーガーガー。古い記憶と共にふと懐かしいノイズを思い出した。あれは、黄昏刻のことだったと思う。ひとり公園で遊んでいたら、不思議な少年に声をかけられた。―――酷く泣きそうな顔をした少年だったと思う。
あの少年はいったい何者だったのか、今では面影しか思い出せない。あれ以来、何度となく公園に足を運んだが、二度とあの少年と出会うことはなかった。思えばあの少年は既に忍だったのだろう。当時のナルトは気付かなかったが、少年の着用していた衣服は忍服だった。その代り、あの公園ではシカマルやチョウジ、キバらと友人になることが出来たので、結果的には良かったが、面影の中の少年にはとうとう再会することが出来なかった。
しかし今のナルトにはあの少年が誰であったかなんとなくわかる気がするのだ。出会えるはずのない二人の時間軸が重なったとしか思えない出来事。言ってみれば、ラジオの周波数が丁度あったのだろう。きっとあの少年は〝彼〟に違いないのだから。
「ナールト。差し入れだーよ」
ナルトが缶カラに視線を落としていると、窓をコンコンと叩く音と共に担任教師が自宅に侵入をはたした。
「うえー。また野菜~?芸がないってばよ、カカシ先生」
「なんとでも言いなさーい。お邪魔しまーす」
「カカシ先生。不法侵入って言葉、知ってるってば?」
今更デショ、と勝手知ったるなんとやらでテーブルの椅子に腰掛ける担任教師にナルトは苦笑する。
「なぁ。カカシ先生」
「ん?」
「もう先生のことはオレが泣かせないから」
「―――…なによ。突然に」
窓から木漏れ日が入って、埃っぽい子供部屋を照らす。16歳のナルトがアカデミー生に戻ったようないたずらっ子の顔をした。
「カカシ先生ってば、小さい頃どんな子供だったんだってば?」
「それも唐突だね。もしかして何か企んでる?」
「ちがうってば。この缶カラみてたら、オレってばちょっと懐かしいことを思い出しただけだってばよ」
にしし、と笑い、ナルトはアルミ缶に視線を落とした。カカシは「オレのたからばこ」と汚い字で書かれたアルミ缶に、軽く瞬きしてからその中身を覗き見る。中に入ってるのは、子供らしい収集物だった。
「ふぅーん。こういうのが昔のおまえの宝物だったんだ?」
「まぁ、カカシ先生はこんなもん見ててもつまらねぇだろうけどさぁ」
「そんなことない。楽しいよ。おまえのことだもの」
平素通りのテンションで、さらりと言われた言葉に、ナルトは赤面する。この大人は時々素でこういうことを言うのだ。それはまるでナルトを好きだということが当たり前だと言われてるようで少し堪らない。だって、幼い頃の自分のことすらこんなふうに大切に思ってくれる大人はカカシの他にいないと思うからだ。
「話したくねぇならいいけど、カカシ先生って小さい頃、どんな子供だったんだってば?」
カカシはあまり過去を語りたがらない。またナルトも忍として年長者であるカカシの過去を聞くことに躊躇いがあった。だから、それ以上答えてはくれないのだろうかと思ったが意外にもカカシは口を開いた。何か思うところがあったのかもしれない。
「…昔のオレは本当に愚かで矮小なガキだったよ。今にして思えば口ばっかり達者で、大人から見ても可愛くないガキだったろうね。プライドばかり高くって、周りが見えてなかった」
ぽつりぽつりと古い本のページを捲るように過去の自分を語り出したカカシにナルトは少しだけ目を見張る。
「親を失い泣きわめくような脆弱な精神の人間ではない、って自分に言い聞かせてた時期があってね。今ではあの時こそ素直に泣けば良かったと思っているよ」
それはナルトの知らないカカシの姿だろう。いや、知らない。けれど、知っているのだ。あの夕暮れの公園で確かにナルトは少年だった大人と出会ったのだから。
「確かに昔の先生の写真って生意気そうな顔をしてるってばよ」
わざと明るく笑ったナルトに対してカカシは、少年のおでこを掻き上げるとでこピンを送った。「いてぇ」とナルトが喚く。
「案外ナルトの方が大人びた子供だったかもしれないねぇ」
「……っ!」
額を抑えながら、ナルトは僅かに目を見開いた。確かに、カカシの言うとおりだ。おそらくナルトは子供らしからぬ子供だっただろう。昔のナルトはどこか意意地な子供だった。周囲の環境から妙な怒りが鬱屈していた時期もあったし、子供らしい無邪気さからはほど遠かったかもしれない。
ナルトは宝物箱に視線を落としながら「オレが普通の子供っぽくなれたのは、きっとシカマルたちのおかげだってばよ」ぽつりと呟いた。
「オレの最初の友達はシカマルだった。今でもすげー感謝してる…」
でなければ、同年代の子供とどう接して良いかわからなかったに違いない。周囲を敵視し睨んでばかりでは対人関係が良好になるはずもない。
「へぇ。最初の友達はシカマル君なんだぁ…?」
「ん?そう。オレの最初の友達はシカマルだってばよ?」
「ふぅーん」
なぜか不機嫌になったカカシに頬をつねられてナルトは「いひゃい、いひゃい」とナルトは叫んだ。「やっぱり忘れちゃってるわけね」とカカシに小さく独り言のように呟かれ、ナルトは大きく瞠目する。
「なぁ――。カカシ先生ってば…あの時のこと…」
「ん~?」
優しく微笑したカカシの目元に睫毛の影が落ちる。一瞬、ナルトは大人の顔の造作の深さに息を呑む。
「カカシ先生――…」
「んーなぁに?」
カカシに優しく微笑まれ、ナルトは戸惑いを隠しきれなくなる。ナルトは、カカシのこの顔にとても弱い。昔、周囲から冷たい視線に晒されていただけあり、人から優しい視線を受けるとくすぐったい気分になるのだ。
「昔の写真を見るとカカシ先生って昔とかなり顔つき違うよな」
「そう?」
「うん。なんてーか、昔の先生って尖っていた感じだよな。今の気の抜けた先生からは信じられねぇーっていうか」
失礼だねおまえ、とカカシがムッとしたように、口布に指を掛ける。そのまま額当ても取り、素顔になったカカシはふいに自分の掌に視線を落とした。
「優しい人間になりたいと思ったんだ…」
ぽつりと呟いたカカシに、ナルトは目を見開いた。
「今度、好きな子に会った時ちゃんと優しく出来るように」
何かを思い出すようにカカシは目を閉じると、目の前の少年を引き寄せた。



















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ここは二次創作小説置場です。無断転載は禁止。本物のカカシ先生とナルトくん、作者様とは一切関係がありません。苦手な人は逃げて下さい。
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[01/17 NO NAME]
[07/30 羊]
管理人の生態
自己紹介
名前    空気猫、または猫
職業    ノラ
趣味    散歩・ゴミ箱漁り
餌      カカナル
夢      集団行動
唄      椎名林檎
性質    人間未満

日記    猫日和

ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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