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空気猫

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今日はアケミさんとケイさんという人が来ました名前の通り元そういう職業の人です。昔は各自ビール一箱持参でした。「にゃんこちゃん暗いわよぉ」背中バンバン的なことをされましたが、貴方さま方が明る過ぎるのだと思います。
あ、大掃除しつつ更新も多めになると思います&なっています。ぱちぱちだけもありがとうございましたお返事27日~。

アニナルの今日の視聴率が気になる上がってたらカカナラーが多かった証拠。
あと大好きサイトさんと拍手文のお留守番ネタが被ってます。小さい子にはお留守番をさせろって昔の人も言ってますものね。ねっ!^^
人様のチマナルはすぺしゃるかわいーごろごろごろvv
お返事24日~。ぱちぱちだけもありがとうございます。今夜ペットライフお留守番の時間2更新予定です。なんだか書きたいことが上手く書けなかった予感です。あ、猫さん今から出掛ける予定なので(PM9時)真夜中過ぎまでうちのサイトには来なくて平気ですよ。ん、誰ですか今深夜徘徊の老人だって言ったのは。

リンクに応援企画追加です。猫の手貸して下さーいとお達しがあったので、爪の先程度お貸しいたしました。絵が描けない人にはイラスト付けて下さるという特典があったんです俄然張り切るしかない。寄贈したのは「ナイチンゲールを殺したのは誰か」です。死にネタではないので大丈夫です。死にネタを書いたら猫さんが瀕死になります。
あ、クリスマスですね。家族で過ごしたかったけど絶対無理だな…と悟った猫さんでした協調性ない人たちなんだ愛してるけど。寂しいなー寂しい。あ、風邪なのですが寝て大人しくしてたら、だいぶ良くなりましたよー^^
ご心配をお掛けしました偶然ですが今日ラーメン食べましたネギで麺が見えないくらいの…店主の愛情だと思うことにした。お返事23日~。ぱちぱちだけもありがとうございます!

誘拐犯と子供7 最終話

4年後。実質、はたけ邸で監禁されるように育った子供は無事に成長していた。さぞかし太陽の光が似合うだろう色彩の少年は、一人の男により存分に愛でられ、今年で16歳になる。
屋敷の外から出されることなく育ったためか元々薄かった色素はいっそう抜けて、屋敷の主人の溺愛っぷりに拍車を掛けた。
「いやー、本当。いい拾いものをしたよねぇ」
「何が」
「ん? おまえが大好きだって言ったんだよ」
「バッ。恥ずかしいと言うなってばよっ」
予め温めたポットとカップに珈琲を注ぎながら、ナルトは耳朶を赤く染め上げる。長椅子で寛いでいたカカシは金糸の少年の細腰を引き寄せると、「キスして?」と命令という名目のおねだりを命じた。
「はたけさま…」
「カカシでしょ、ナルト」
「カカシ…――センセイ」
少年のうなじを掻き揚げ悪戯を仕掛けようとしていた若き伯爵は、少年の「あんまりな言葉」にガクンと項垂れた。
「相変わらずムードのない子だねぇ」
「だって…」
「また、ジイサン方に厭味を言われたのか。そんなこと気にしなくてもいいのに」
「はたけさまって言わなきゃだめちゃん…それにオレがカカシ先生のこと呼び捨てにしたら、ええと下々の者に示しがつかないってば」
現在、ナルトはカカシ専属の従者として、カカシが外出する際はいつでも追従していた。追従ではなく、連れ添っているのだとは、はたけカカシの言い分で、ナルトが名目上は屋敷の主人のお付きの従者として外の世界を見ることを許されたのは、つい最近のことだ。それまでカカシは、ナルトが屋敷の外に一歩でも出ることを酷く厭うた。それは、〝ナルト〟という金髪碧眼の子供を探して「三代目」と俗名の公爵が血眼の捜索をしていると風の噂で聞いたためであったし、人目に自分の宝物を披露する趣味がなかったせいである。
しかしそれではまるで監禁ではないか、と髭の友人に指摘を受け、従者として夜会に出席するようになったのは、ナルトが16歳になったばかりの頃だ。だが、今もナルトはカカシの腕の中に閉じ込められたままだ。銀の伯爵の寵愛を受けている少年に手を出そうとした愚かな男が伯爵の圧力によって社交界から消えたのはつい最近のことであったりもする。
もちろん、ナルト本人は自分が異常なほど愛されていることなど、知るよしもなかった。カカシの愛情を水のように注がれて育ったナルトは、カカシが自分にすることに、疑問を持つことはない。
「二人っきりの時は呼び捨てにしてって言ってるでしょ。今度〝はたけさま〟って言ったらおしおきだからね?」
目元を赤くさせたナルトは、何かを堪えるように、カカシのシャツを掴む。
「痛いよナルト」
「あ、すいませ…」
「敬語も禁止したはずだよ」
不機嫌な声を出したカカシに対して、ナルトはどうして良いかわからず瞳を潤ませた。こんもりと目の淵に浮き上がった涙に、カカシは確信犯の微笑みを浮かべ、少年の全てを味わい尽くすかのような接吻で、当然のようにその唇を貪った。
「ふぁ…むんんん」
ナルトの、シャツを掴む力が、強くなる。せっかく先程、皺取りをしたばかりのシャツはこれで使い物にならなくなってしまった。
今、カカシの身の回りの世話の一切を取り行っているのはナルトだ。ナルト以外が自分にふれることを許さない、とカカシが屋敷内で宣言してもう随分の時が経つ。それ以来、カカシの着替えも食事の膳を取り分ける作業も、湯あみすらも、全てをナルトが取り行っている。
「でも。オレ、カカシ〝先生〟って呼ぶのは嫌いぢゃない」
上流社会の礼儀など無教養だったナルトに、流儀を教えてくれたのは他ならぬカカシ本人だ。
夜伽すらもカカシの手から教わった。初めての時は痛くて、痛くてびっくりして泣いてしまったのだけれど、今では上手く出来るようになったのだ。
「カカシせんせぇ…っ」
「ま。合格」
息を弾ませて、カカシはナルトの服を乱し始める。
「カカシ先生、夜会に遅れちゃうってば」
「オレの遅刻癖は今に始まったことぢゃないでしょ?」
二人分の体重で長椅子が軋む。色違いの瞳に見下ろされて、ナルトは頬を染めた。
「ふぁ…んんん」
「ナルト…」
首筋を噛まれて、ナルトの口から色めいた声が上がった。まだ数度の性交しか交わしていないナルトの身体をカカシは丹念に愛撫していく。
そうたった数度。
「愛おし過ぎて抱けなかった」とカカシに告白されたのはナルトが16歳になったばかりの頃だ。当時、ナルトは周囲の噂に反して(毎日、カカシの夜伽の相手をさせられている、というようなものだ。真実はとんでもないデマだった。)カカシに抱いて貰えないのは、自分に魅力がないためだと思っていた。
カカシを良く知る友人の予想では、はたけカカシが、愛して止まない少年と一線を越えることが出来たら奇跡だろう、とのような賭け事がされていたらしい。
「あのさ…カカシ先生、オレのこと好き?」
「好きだって、何度も言ってるでしょ。オレはね、おまえに一目惚れだったの。掻っ攫って、誰の目も届かない屋敷の中に囲いたくなるくらいにね」
「………カカシせんせぇ?」
「……んー?」
「オレ、幸せかも」
「オレも、おまえと一緒だよ」
ギシッ、と長椅子が二人分の重みでしなった。

 
 
 
 
 
 
 
☆終わり。ナルトにはたけさまって言わせたかったです^v^
あ、大好きサイトさんと相互になりました。これが巷でいう両想いって奴ですか。お返事20日~。

誘拐犯と子供6
男の外套はやはり上質なものであるらしく暖かった。そのうえ、なんだか嗅いだことのないいい匂いがする。
しかし。
「……………」
不自然なほど長く手を握られ、ナルトが瞳を瞬かせると「ごめん」と謝罪されながらも、ナルトの頬を素手で撫ぜた男が「やわらかい」と陶酔しきった声で感想を漏らしている。
隣にいたホームレスの男が「坊主、その兄ちゃんに買われ時な」と下品な笑いを漏らした。
余程、自分たちのやりとりが滑稽であったらしい。
余計なこと言うなってば、と顔を顰めていると、銀色の男に足を持ち上げられ、足の裏に接吻を落とされた。
これには、ナルトも吃驚仰天してしまい、隣にいたホームレスの男も口を開けたまま固まってしまった。
おそらくそれなりに社会的な地位もあるだろう紳士が、浮浪児に膝を付き、足を舐めている?
「あのさ、銀色のお兄さん。なにしてるの?」
「カカシだよ。カカシって呼んで? 可哀想に。こんなに綺麗な足なのに、しもやけになっちゃうよ?」
「あのさ…オレの足、汚いと思うってば。裸足でそこら中歩いてたから。だから、離して?」
ちゅ、と口付けられ、這いずって後ずさるナルトの後頭部を引き寄せ、カカシと名乗った男は手早く自分の靴を履かせた。〝助けて!〟と悲鳴を上げそうになったナルトは、自分の足を恐る恐る見上げる(ナルトの足は男の手によって持ち上げられていたのだ)。
「カカシさん…?」
「そこの靴屋で、靴買ってあげようか。おまえに合う靴があるといいんだけど…」
「いりませんってば!」
「それぢゃあ、オレの靴でいい?」
「え?へ?いやその……。お、おう」
「そっか」
仕方なくナルトが頷くと、銀髪の男はニッコリとうれしそうに笑った。
男の靴は、履いてみる間でもないことだがぶかぶかだった。身長150センチに満たないナルトが履くと小人が巨人の靴を履いているようで、まるで不格好だった。
「はたけさま。何をなさってるのですかっ」
「そのような浮浪児に施しをなされて」
「靴はどうなされたのですか!」
裸足のカカシの様子に吃驚仰天してわらわらと集まってくる使用人らしき男たちがいた。
「見て、この子。凄く可愛いんだ」
外套も手袋もマフラーも靴すらも子供に与えてすっかり身ぐるみを剥がれてしまったカカシがお気に入りの玩具を見つけた子供のように笑みを零すと、若い使用人は蒼褪め、年寄りの執事は卒倒しそうな形相で口から泡を噴いていた。
「あんた、バカな人だってば。利用してぽいっするってばよ」
毒を吐いた子供に使用人一同が悲鳴を上げる。はたけさま、今すぐその子供から離れて下さい!!と涙を零さんばかりに老執事が懇願した。
「お兄さん。あのじいちゃん等の言う通りだってばよ。オレなんかに関わるとロクなことが起きないってばよ」
「オレ、お金だけはあるんだよね」
寂しそうに男が笑う。彼の背後では「はたけさま、はたけさま」と騒ぎ立てる使用人一同がいた。なるほどたくさんの人々に囲まれてるというのに、誰も一定距離以上カカシに近寄って来ようとしない。
「広い屋敷の中に、おまえみたいなきらきらした金色の子がいたら部屋が明るくなると思うんだ」
今度はナルトが顔を赤くさせる番だった。
「おまえ、名前なんて言うの?」
「………ナルト」
「名前も可愛い」
うっとりとした表情で男が囁く。恭しく手を差し伸べられて手を伸ばした瞬間、抱き上げられる。
「一目惚れなんだ。おまえのこと連れて帰っていい?」
頷く前に、ナルトは羽織っていた男の外套の中に包まれてしまった。街の灯りすらも見えない真っ暗闇。「もう、おまえはオレのモノ」とぽつりと落とされた言葉。男の行動は迅速で有無を言わせぬものがあった。ナルトは、もう地面に足を付けることなく馬車に押し込まれると、高い塀と分厚い扉の屋敷の中に連れ浚われてしまった。それ以来、その路地で金色の子供の姿を見た者はいない。
しばらくして、12歳にして金持ちの男にかどかわされ、涙を零しながら毎晩ベッドの相手をさせられている美しくも憐れな金児の噂が流れた。
 
 





☆もう少しで終わります。「誘拐犯と子供」の番号を振り間違えてました。お話的にはまったく問題ありませんがすいません!「誘拐犯と子供」これは猫さんが地下鉄の待ち時間とかに携帯でちまちまちま打っていたものです。ぱちぱちありがとうございます。お返事不要の方→ふおおおお本当ですかまったく知りませんでした光栄です地面にのめり込みそうです!!!
ではお返事17日です。ぱちぱちだけもありがとうございます元気出ます。

空気猫取扱説明書概要
ここは二次創作小説置場です。無断転載は禁止。本物のカカシ先生とナルトくん、作者様とは一切関係がありません。苦手な人は逃げて下さい。
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管理人の生態
自己紹介
名前    空気猫、または猫
職業    ノラ
趣味    散歩・ゴミ箱漁り
餌      カカナル
夢      集団行動
唄      椎名林檎
性質    人間未満

日記    猫日和

ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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