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空気猫

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一楽に向かう道すがら…とはいってもまだ校庭の中なのだが、いつまでも一楽に向かおうとせず、もちろんインナーに手を入れたままのカカシにナルトがついに業を煮やす。ナルトとしてはこのままここでイチャイチャしているよりも食い気なわけで。
「カカシせんせぇ、これ以上はダメだってば…ここ外だってばよ?」
「えー?」
「〝えー?〟じゃないってば。離せってばもー!」
ナルトはぽかぽか拳を振り上げて仔猫のようにカカシの腕の中で暴れ出す。
「だぁって我慢できないんだもん」
「…カカシ先生、うれしそうだってばよ?」
「ん-…そりゃあね?ナルトからの初めてのキスだったから。それに思わぬ告白も聞けたし?」
「なにが?」
「なぁんでもなぁい♪」
今のカカシにシッポがあったとしたら千切れんばかりに振っていただろう。先生、わかりやす過ぎ…、じと目で睨むナルトの視線は痛いほどだったけれど、頬も弛むというものだ。もちろん、ナルトは自分の放った言葉がどんな威力を持って大人に発動されたのかなんて1ミクロンも気づいてはいない。気づいたら気づいたらで赤面するであろうが。
「カカシせんせー?早く一楽いこ?」
「……うん」
「ほら、もうちゃんと聞いてってばー」
「……うん」
「……あ、うなぎ犬」
「……うん」
「……だめだってば」








 



 
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空気猫取扱説明書概要
ここは二次創作小説置場です。無断転載は禁止。本物のカカシ先生とナルトくん、作者様とは一切関係がありません。苦手な人は逃げて下さい。
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こぎちゅねなるとがついったぁをはじめました。

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管理人の生態
自己紹介
名前    空気猫、または猫
職業    ノラ
趣味    散歩・ゴミ箱漁り
餌      カカナル
夢      集団行動
唄      椎名林檎
性質    人間未満

日記    猫日和

ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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