2008/04/27 (Sun) おまけ

イルカ先生、大絶叫注意報

「なるほどなぁ。そんなことがあったのか…」
一楽にて、席を並べるイルカとナルトの擬似親子。最近、元気がなかった子供がようやく悩みを打ち明けたと思えばイルカの予想通り担当上忍のことで。しかし、どうやら自分の知らないところでナルトの悩みは解決したらしい。ほっとする半面、寂しくもある。しかし、イルカはアカデミー教師だ。生徒の巣立ちを嬉しく思うことはあっても、それを妨げることなどしてはならない。個人的な寂しさなどよりも、今はナルトの成長を喜ぶべきなのだろう。
「カカシ先生。オレのこと好きなんだって」
へへへ、とナルトが照れ臭そうに笑う。
「そのあといっぱい頭撫でて、抱っこしてくれたってば」
微笑ましい教師と生徒のスキンシップに、イルカはニコニコと良かったな！と笑う。
「んでね、今度はラーメンも奢ってくれるんだって！！」
「そうかぁ～、カカシさんは優しい人なんだな！」
後日、イルカはこの時に自分がおかしたミスリードを呪ったという。

あの時、オレがよく注意していれば…。