空気猫
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デリバリヘルス! 23
朝起きると隣に温もりがなかった。仔猫のように屈伸して、ナルトがベッドから起きあがるとカカシがキッチンに立っていた。どうやら朝ご飯を作ってくれているようで、その背中に感動してしまった。
朝起きると隣に温もりがなかった。仔猫のように屈伸して、ナルトがベッドから起きあがるとカカシがキッチンに立っていた。どうやら朝ご飯を作ってくれているようで、その背中に感動してしまった。
それと同時にむくむくと悪戯心が湧き上がる。
ナルトはカカシの背中に抱きついた。
「…ナルト?」
「おはようってばカカシ先生」
「おはようってばカカシ先生」
おはよう、と若干ひきつったようにカカシが笑った。
ナルトは知らんぷりをして、カカシの内股に自分の素足を絡める。
「…何作ってるんだってば?」
ナルトは知らんぷりをして、カカシの内股に自分の素足を絡める。
「…何作ってるんだってば?」
「あー、うーん…トーストとハムエッグとチキンサラダ…ごめんナルト集中できないんだけど?」
「わざとやってるんだってば?」
ハムエッグに添えるトマトを切っていたカカシはダンと異音を立てて包丁を握っていた手を止める。
「………………」
「シシシ。なぁ、カカシ先生ってば今ドキドキした?」
「………………してない」
カカシが耳を赤くさせ、無言で金糸の頭を腕で突っ張ると、してやったりの顔でナルトがカカシの背中にぎゅっと抱きついて頬を摺り寄せる。
「わざとやってるんだってば?」
ハムエッグに添えるトマトを切っていたカカシはダンと異音を立てて包丁を握っていた手を止める。
「………………」
「シシシ。なぁ、カカシ先生ってば今ドキドキした?」
「………………してない」
カカシが耳を赤くさせ、無言で金糸の頭を腕で突っ張ると、してやったりの顔でナルトがカカシの背中にぎゅっと抱きついて頬を摺り寄せる。
「・・・・仕事遅れちゃうデショ、邪魔しない」
「ちぇ」
素っ気ない大人の態度にナルトは唇を尖らせた。
それでもカカシの傍から離れない少年に、カカシの眉が怪訝そうに顰められる。
妙にニコニコしているのも気に掛かるところだ。
まーた、なんかズレたことを考えているような気がするのだ。
そのズレを教えてもらいたいところだが、生憎と時間が差し迫っている。
「朝飯はこれ、昼飯は冷蔵庫の中。部屋の中は好きに使っていいし、出掛ける時はテーブルの上に鍵を置いておくから、それを使っていいからね?わかった?」
「りょーかいっでば」
「ぢゃ、いってきます」
「いってらっしゃいってば、ア・ナ・タ!」
一瞬カカシがフリーズして、
しばしの無言のあと
「りょーかいっでば」
「ぢゃ、いってきます」
「いってらっしゃいってば、ア・ナ・タ!」
一瞬カカシがフリーズして、
しばしの無言のあと
忙しなくトレンチコートを羽織りバタンとドアを閉めて出ていく。
「むー・・・いまいちだったかな?」
「むー・・・いまいちだったかな?」
部屋にひとり残されたナルトはこてんと首を傾げ、ソファーに腕を組んで座り込んでうむむむむと考え込む。
「うー、どうしよー・・・・」
にこにこしていた顔を一転ナルトの顔が顰められる。
「カカシ先生ってば、今のうれしくなかったのかな?」
カカシはここに「いつまでもいていい」と、言っていたがナルトはそうは思わなかった。
やはり無賃で泊めて貰うにはそれなりの対価を必要だ。
だから〝サービス〟をしてみたのだが、どうもカカシはお気に召さないらしい。
これは困った。何かいい方法がないだろうか。
カカシが喜んで満足するようなこと。
ナルトは考える。
ふと視線を向ければ、棚の上には、ヘルス道具の入ったバックパック。
ぱぁっとナルトの顔が明るくなる。
「オレってば天才だってば!」
バックパックの中身をドパーと散乱させてナルトが満面の笑みを浮かべる。ついでに楽しい悪巧みを思いついた時の表情も。
「うししっ、カカシ先生ってば見てろー?うずまきナルト秘伝・お色気の術の真骨頂を見せてやるってば!」
おっしゃ!とナルトは両拳でガッツをした。
★お返事1日。ありがとうござい!今日は起きた瞬間もう朝かと思うくらい夜から瞬間移動でした私信です、そして滅せよ太陽と世界を呪いながらもちゃんと起き上がりましたとも!^^
本舗の方にもパチパチありがとうございますv次のコメント返信担当者はちょこさんなのでいっぱい送ってしまって下さい~笑。きっと可愛くお返事してくれますよ!
コニーさまかな?
署名がなかったけどたぶんそうですねヒントがいっぱいです笑。
いえこっちにはそんな休日はないですよー^^
羨ましい!!ギブミー休日!
だけどお母さんは大変そうですね出張で子守に行って差し上げたいくらいです^^
忍者ごっこするかいちみっこ諸君・・!?猫はハヤテ先生の役かな!?
拍手文ラストスパートです ちゃ ん と 終 わ れ る で し ょ う か!?
コメントありがとうでしたー!
コメントありがとうでしたー!
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空気猫取扱説明書概要
ここは二次創作小説置場です。無断転載は禁止。本物のカカシ先生とナルトくん、作者様とは一切関係がありません。苦手な人は逃げて下さい。
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管理人の生態
自己紹介
名前 空気猫、または猫
職業 ノラ
趣味 散歩・ゴミ箱漁り
餌 カカナル
夢 集団行動
唄 椎名林檎
性質 人間未満
日記 猫日和
ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
職業 ノラ
趣味 散歩・ゴミ箱漁り
餌 カカナル
夢 集団行動
唄 椎名林檎
性質 人間未満
日記 猫日和
ある日、カカナルという名のブラックホールに迷いこむ。困ったことに抜け出せそうにない。
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